前回の3つの分類
1.動かすと痛む
2.環境が変わると痛む
3.何もしなくてもいつも痛む

から、2番目の「環境が変わると痛む」についてご説明します。

環境が変わると痛む

この場合の環境とは、「気圧」と考えてください。
いわゆる、「雨の日は古傷がシクシク痛む」とか「頭が痛くなるので、台風が近づいてきたのがわかる」という現象です。

台風

 

この現象には、2つの理由が推定されています。

1.物理的に、気圧によって人体が膨張・収縮するので、それによって刺激された神経が痛みを引き起こす
2.気圧の変化によって自律神経のバランスが乱れて、諸症状を引き起こす

 

気象の変化によって引き起こされる症状に、心臓病や脳卒中、精神疾患、喘息、などがあることを考慮すると、単純に膨張・収縮では説明がつきにくいので、自律神経による症状と考えたほうが自然かと思われます。

その場合、自律神経の乱れで新たに症状が生まれるというより、既往症(以前かかっていた症状など)や、慢性疾患の痛みが増した状態である可能性が高いです。

気象頭痛

つまり、体の中に長い間存在した症状が原因なので、改善するには時間がかかることが考えられます。

逆に、原因を推定するのは比較的簡単なのかもしれません。

 

次回は一番重要な「1.動かすと痛む」、のご説明をします。