こんな症状がありませんか?

・慢性的に肩がこりやすい
・デスクワークや運転などで肩や首がこっていて、常に痛みや重苦しさがある
・マッサージに行っても、楽にならない、すぐに痛みがぶり返す
・肩こりがひどく、頭痛・吐き気に悩まされる
・肩の関節の痛みで腕が上がらない、上げるのがつらい
・肩こり、眼精疲労、首こりで首が回らない

今や肩こりは、現代病のナンバーワンといえるかもしれませんね。
しかし、ひとくちに肩こりといっても、その原因は様々です。

肩こりの原因

肩こりの主な原因には次の3つがあります。

1.姿勢
2.骨格のゆがみ
3.ストレス

姿勢が原因の肩こり・首痛

頭の重さをご存知ですか?
一般的な頭の重さは、体重のおよそ10~13%といわれていますから、体重50㎏の方でおよそ5~6.5㎏です。
かなりの重さですね。
人間は、その重い頭を首の骨と背骨、そしてそれを取り巻く首と肩の筋肉で支えています。
頭がちょうどよく背骨の上に乗っている姿勢なら、首の骨と背骨のカーブを使い、うまく重さを逃がしながら支えらることができるので負担を最小限にすることができます。
しかし、悪い姿勢(猫背など)になって頭が背骨の上から前や後ろにずれてしまうと、首や肩の筋肉の負担が大きくなってしまいます。
その状態が続けば、当然筋肉の緊張が続きますから、筋肉は疲労し硬くなってしまいます。
特に、僧帽筋などの背中側の首や肩の筋肉が緊張すると、「緊張型頭痛」を引き起こす原因にもなります。

骨格のゆがみが原因の肩こり・首痛

①背骨のゆがみ
人間の背骨を横から見ると、頚椎(首の骨)が前に湾曲し、胸椎(背中の上部の骨)が後ろに湾曲し、腰椎(背中の下部の骨)が前に湾曲するというS字を組み合わせたような波型になっています。
「姿勢が原因の肩こり」のところでもお伝えしたように、この波型がクッションの役目をして、頭や上半身の重さを分散してくれています。
ですから、この背骨の湾曲がなくなると、頭や上半身の重さをまともに受け止めてしまうために、周囲の筋肉に大きな負担がかかるようになります。
この筋肉にかかる負担によっておこる筋肉の緊張が、肩こりや首痛を引き起こすのです。

②肩甲骨のゆがみ
あまりこれが原因といわれることが少ないようですが、肩甲骨の位置のゆがみによっても肩の痛みが出ます。
肩甲骨と首の骨をつなぐ筋肉があり、この筋肉が慢性的に緊張して肩甲骨の位置を引き上げることで、こりや痛みになることがあります。
また、逆に肩甲骨の位置が下がることで痛みにつながる場合もあります。
この肩甲骨が下がる原因は、肩甲骨の下部の筋肉の緊張や骨盤のゆがみです。
骨盤のゆがみを、背骨を介して上体でバランスを取ろうとするために、筋肉の緊張が引き起こされ肩甲骨の位置がゆがんでしまうのです。
この場合には骨盤のゆがみを取ることが根本治療につながります。
また、肩甲骨の位置がずれると、肩の関節(肩と腕の付け根の関節)のかみ合わせがずれて、腕を上げるときに痛みや制限を感じるようになることもあります。

ストレスが原因の肩こり・首痛

現代人は、周囲の環境の中に数多くのストレス因子を抱えています。
このような社会環境の中で常にストレスを受け続けていますから、多くの人は自然と交感神経が強く働き、緊張状態を長く続けることになります。
緊張すると肩や首に知らず知らずのうちに力が入ってしまいます。
特に、緊張した時には体を動かす筋肉よりも体を固定する筋肉が働きますから、なおさら血のめぐりが悪くなり、コリも強くなります。

肩こり解消法

1.筋肉内の血流や体液の循環を促進し、酸素と栄養を供給して緊張を緩和する。
緊張した筋肉は血が通わなくなって酸素と栄養が不足して伸縮性が失われています。
血のめぐりや体液の流れをよくしてあげれば、筋肉の疲労は回復しほぐれて伸縮性を取り戻していきます。

2.関節の可動域を回復する。
関節を守ったり、動かしたりする筋肉が硬直してしまえば、関節はもともと動かせるはずの範囲まで動かすことができなくなってしまいます。
筋肉がほぐれてしまえば、関節を制限していた力が取り除かれて動かせる範囲が元のように広くなります。
ですから、やはり筋肉内の血流や体液の循環を促進することで、関節の可動域も取り戻すことができるのです。

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