上半身のしびれで代表的な症状は肩から腕を経て指先まで走るしびれです。
通常は強い痛みとともにしびれが出ます。

しびれだけの場合やそのしびれも程度の弱い場合がありますが、だからといって症状が軽いわけではありません。
しびれが出ている段階で、すでに痛みよりも重い症状になっているのです。

代表的な重度の肩~腕のしびれ

痛みやしびれの症状が非常に重く回復に時間がかかるのは、頚椎や胸椎が原因の痛みとしびれです。

特徴は頭を前後左右に向けた時に症状が強くなります。
一番多いのは、上を向いた時に症状が強く出るケースです。

そして、厄介なのはこれほど強い症状があるのに、レントゲンの画像にはほとんど異常として現れないことです。
理由は(下半身のしびれでも同じことが起こりますが)関節自体のゆがみなどよりも周辺組織の損傷が原因となっているからです。

レントゲンでは筋肉などの軟部組織を写すことができないので、軟部組織の異常は捉えきれません。
だから、これと言って悪いところがないのに激しい痛みとしびれに苦しめられるように感じます。

しびれている所が悪化している所ではない

殆どの人が痛みやしびれが肩や腕、そして指の方まで出るので、そこが悪いと考えます。
しかし、本当は背骨からそこまでつながっている神経に症状が出ているだけで、実際には指の方まで悪くなっているわけではないのです。
長い間その状態を放置しておくと、症状の出ている部位まで実際に悪くなることはあるようですが、通常は原因となる頚椎や胸椎などを調整しなければ改善しません。

回復には時間がかかります

 

ここまで悪化した場合、痛みが取れ、しびれが取れるまでには時間がかかります。
まずは今起こっている炎症が収まらなければ強い痛みやしびれは収まりません。

炎症の起こっているところは細胞組織の損傷が激しい所です。
体表面で言えば切り傷がザックリ口を開いている状態ですから、早く傷口が塞がるようにしなければなりません。
そのためには傷口が開かないように極力動きを制限し、血流を高めて回復を促すことが最重要です。