頭痛肩こりを姿勢から改善するてのひら整体です。

前回とは異なるタイプの肩の症状です。

片側の首から肩にかけて痛む

肩こりとは別に、下の図の赤い丸で囲んだところに痛みが出ます。
片側の首から肩にかけて痛みが出るのが特徴で、ひどい時には後頭部に頭痛をともなう事もあります。

(図では右側ですが、左側に出る場合もあります)

背中2

1.首を左右に向けたり、頭を左右に傾ける時に首肩に痛みや制限を感じます

2.腕を上に挙げにくい、または挙げた時に首肩に痛みを感じます

首肩の痛みの原因

このタイプの症状は、体の歪みから来ています。

歪みによって肩甲骨が下がり(まれに肩甲骨が上がっていることもあります)、肩甲骨を上げ下げする役目の肩甲挙筋(肩甲骨の上の内側の角から首の骨につながっています)を引っ張って緊張させるために、痛みが出ます。

背中肩甲骨

常に肩甲挙筋が伸びた状態だから、首を左右に向けたり頭を傾けた時に引っ張られると、自由に伸び縮みできずに制限を感じたり痛みを感じたりします。

また、肩甲骨が下がると肩の関節も下がるために、腕を挙げるのを邪魔します。
それでも上に挙げる動作を強制することで、挙げにくかったり、首や肩に痛みを感じたりします。

では、どんな体の歪みが肩甲骨を下げるのか。

下の図をご覧ください。

20130808172556-horz

左のイラストのように、骨盤に歪みがあると、右のイラストのように、体全体に歪みが出ます。(あくまでも歪み方の一例です)
これは骨盤の歪みによるアンバランスを、全身を歪ませることでバランスを取ろうとする機能が体に備わっているからです。

当院でも、このタイプの症状の方ほとんどに骨盤の歪みがあります。

施術と日常生活のケア

【施術】
最初に骨盤の歪みを改善し、肩甲骨が正常な位置に戻れるようにします。

肩だけを矯正しようとしても、骨盤に歪みが残っているままでは、すぐに元に戻ってしまいます。
骨盤が正常になれば、体全体も自力で正常なバランスに戻ろうとします。
肩甲骨に関しては、スムーズに動けるように周囲の筋肉をゆるめるだけで改善していきます。

あとは、肩甲挙筋がつながっている首の骨は、動きが悪くなっている場合が多いので関節に動きをつけて行きます。

肩甲骨の位置が元に戻るのも、個人差があります。
背骨まで湾曲している場合、背骨や肋骨が正常な位置に戻らないと肩甲骨も正常な位置に戻りにくいため時間がかかる場合があります。

それでも、肩甲骨周囲の筋肉と首の骨の動きを良くすれば、痛みや制限の8割以上は比較的早期に改善させることができます。

【日常生活のケア】
体全体が歪まないような生活を心がける必要があります。

・常に同じ側の脚を組む
・同じ側の肩にバッグをかける(持つ)
・横座りをする
・右(左)を向きっぱなしでテレビを見る

などは、体のバランスが片寄って歪みを作る原因になりますので、できるだけ控えましょう。

また、これは意外に思われる方が多いかもしれませんが、疲労によって体が歪んでくるケースも少なくありません。

体の中の疲労物質や老廃物を内臓が処理していくのですが、疲労がたまりすぎると内臓が処理していくキャパを超えてしまい、内臓自体が疲れてしまいます。

そうなると、生命の維持のために重要な内臓を回復させるために、内臓にばかり血液を集中させ、そのうえに周りにある筋肉を引っ張ります。

そのため、筋肉にアンバランスが生まれて体が歪んでしまうのです。

それを予防するためには、やはり規則正しい生活。
なかでも、「食事・運動・睡眠」をこころがける必要があるのです。