「肩が痛い、五十肩かも」というお客様。

一年ほど前にトラックの荷台から落ちた時に右肘を打って、肘には痛みが出なかったが肩に今まで経験したことのない痛みが出たそうです。

すぐに整骨院に行って見てもらったところ、『骨には異常がない』という事で電気治療と湿布をしてもらいました。

その後もしばらく通ったけれどそれほど進展がなく、ここ2~3カ月の間にどんどん痛みが増してきたそうです。

お客様「腕は普通に上がるんですよ。ただゴルフのスイングをした時にズキンとなるんで、まともにクラブが振れないんですよ」

腰の調整で体のねじれを取ってから確認してもらうと、以前よりは緩和しましたがまだ痛みが出ます。

実際に痛みが出るところは肩というより二の腕の後ろ側の肘に近い所です。
触ってみると、そこだけ異常に固い。

肘を見ると、関節が制限されていてうまく動きません。
そこで、肘・肩・手首と関節に動きをつけて行きました。

私「これでさっきみたいにスイングをしてみて下さい」

お客様「ああ、回るわ。さっきより全然回る。これならスイングできるわ」

肩・肘・手首は360度回転させるような、大きな動きができる関節です。
でも、その関節の滑りが悪くなると、周りの筋肉に極端に負担をかけて傷つけてしまいます。

今回は、肘を曲げるための方向に関節が滑らなくなっていたために、筋肉の伸縮性がなくなって痛みが出たのです。

打った時に痛みが出なかった肘よりも、痛みが出た肩に注目しすぎたのが勘違いの素だったかもしれません。

まあなんとか4日後のゴルフは楽しめるでしょう。
その代り、後々のためにしっかりと通って完全に良くしてください。