l_116-2肘の痛みや前腕部の痛みには、肘関節の歪みが大きく関わってきます。
腕を曲げようとすると肘が痛む、前腕部をねじろうとすると肘や前腕、時には手首(主に親指側)まで痛みが発する場合があります。

肘には関節がふたつありますが、痛む状態によって歪みのある関節が違っています。
ひとつ目は二の腕と前腕をつなぐ関節です。
ふたつ目は前腕部のふたつの骨(橈骨と尺骨)をつないで前腕部をねじるための関節です。

肘関節

腕を曲げると肘の外側や曲がり角周辺に痛みが出る場合はひとつ目の関節です(①)。
物を持ち上げようとした時に肘の内側や親指の付け根の方まで痛みが出る場合はふたつ目の関節です(②)。

どちらの場合も関節が歪んで、錆びついたように関節の動きが悪くなることで起こります。
関節の動きが悪いために関節周囲の筋肉に負担がかかり、筋肉の疲労や緊張が筋肉を傷つけて肘以外の所にも痛みをおこします。

痛みは肩に及ぶこともありますし、前腕部から手首、その先の手にまで及ぶこともあります。

肘の痛みを楽にする方法

肘も、手首痛と同じように関節の問題が大きいので、自分で楽にすることは難しいです。

軽い運動(ストレッチ)で筋肉の痛みが軽くなることはありますが、関節自体は動きを取り戻せないために一時的に軽くなった場合でも、時間を置くと再発する可能性が高いです。

それが繰り返されると、「二の腕の痛み」の場合と同じように筋肉の損傷が大きくなって激しい痛みにつながることもあります。

一番適切な処置としては、やはり関節を調整して可動域の制限を解放してあげることです。
正しく調整のできるプロに見てもらうのが早道でしょう。