時々施術が終わった後に、症状のあった所を必死に動かす人がいます。
頭を振ってみたり、腕をグルグル回してみたり、肩を手で揉んでみたり...

無意識でやっている場合と意識的にやっている場合があります。
どちらの場合も『痛みさがし』をしています。

水平にしか腕が上がらなかった人が、肩から60°上に上がるようになっても、それ以上上げてみて『痛みさがし』をします。

これは良い事か悪い事かと言えば、「悪い事」です。

理由1
整体とは体に刺激を与えて、その体が反応して良くなっていきます。
その刺激で瞬時に改善するケースと、時間をかけて改善していくケースがあります。

時間をかけて改善していくケースの場合は、体が施術後も一生懸命反応し続けています。
無理な動きをして患部に負荷をかけることは、その反応を阻害する原因になります。

または、かえって傷口を広げることもあります。
自分で自分が治ろうとしているのを邪魔している事になります。

理由2
『痛みさがし』ですから、痛みが出るまで探します。
痛みがとれていれば安心できますが、必ず痛みがなくなるわけではありません。

その痛みを発見した時には、整体の最後の脳の記憶として『まだ痛い』が強くインプットされ、より治りにくくなってしまいます。

実は、こういうことが整体を上手に受けるコツになるのです。
施術者が検査のためにお願いした時以外は、無理に動かすことは避けましょう。