体液の循環が良くなっているか確認するときに、関節が柔らかくなっているかを見ます。

循環不全の時には、硬く動きが悪くなっている関節があるんですが、それは循環不全で起こっている場合と、関節周辺の軟部組織(筋肉やじん帯)が損傷して起こっている場合があります。

循環不全で関節が固くなっているのは、おおむね体の反射という反応のせいで、それは循環が良くなれば解消してすぐに柔らかく動き出します。

体液の循環を上げた後に関節の動きを検査すると、さっきまで動かなかった関節が動き出したりするので驚かれるお客様が多いのですが、種を明かせば当たり前のことなんです。

体は、周辺環境の変化に応じて対応しなければなりません。
例えば、急激に寒くなった時などにはすぐ震えだしますよね。
それは体温を維持するための体の反応です。

このように、体は生命を維持するために瞬間的に変化をすることができる仕組みを持っています。

もちろん、なかには瞬時に対応できないこともあります。
切り傷の傷口がすぐに塞がらないように、損傷した組織の修復は、やはりそれなりの時間がかかります。

そのために、原因が組織の損傷である痛みは消えにくいのです。

SF映画で見かけるように、すぐに傷口が塞がる超人のようになれればいいんですけどね。