よく体験談で、『今までどこに行っても治らなかった腰痛(坐骨神経痛とか椎間板ヘルニアなどに多い気がする)が治りました』というのがありますが、気になります。

どこに行っても治らない腰痛はありません。
正しい治療さえすれば。
と、私は思います。

電気で暖めた、軽く揉んでもらった、湿布をした、痛いけど我慢して体操やストレッチをした。。。
は、正しい治療をしたとは言えません。

だから、これで治らなくても仕方がないです。
治る人もいますが、それは運良く軽い症状であったと考えられます。

どこに行っても治らないと言われる方の大まかな特徴です。

○そもそもきちんと治療をしない。
治療が必要なほど痛みやしびれなど生活に支障が出る状態になったら、1回や2回治療しても治るわけがありません。
体の仕組み上当たり前なのですが、そのことは別の機会にお伝えするとして、腰痛治療は繰り返し行なってこそ治るものなのです。
脊柱菅狭窄症など重症の方は、50回以上施術が必要です。
そこまで治療して良くならない人はほぼいないと言っていいと思います。
ただ、そこまで治療をせずに諦めてしまうから治らないのです。
平均的に治らない方が諦める回数は頑張って3回ぐらいです。
もしも3回治療を受けて多少なりとも改善しているのに、そこでやめるのは自分でチャンスを捨てているのと同じです。
とてももったいないことだと思います。

○保険診療以外は受けない。
誤解を受けるかもしれませんが、以前保険診療をする施設で働いていた身からすると、残念ながら保険診療では治すのは難しいと思います。
何故かと言うと、保険診療ではできることが決まっているからです。
温めるとか、軽いあん摩とか、湿布とか、病院ではせいぜい痛み止め治療でしょうか。
これでも、症状の軽い方は良くなります(これでよくなる方は、何もしなくても遅かれ早かれ良くなる方です)が、問題は生活に支障をきたすほど症状の重い方は延々と通い続けるしかないのです。
それでも、適切な治療をしなければいくら通っても良くなることはありません。

○運悪く未熟な治療を受けた。
なかなか良くならないからと、我々のような民間療法を受けようと言う方もおられます。
民間療法の存在価値からいえば、正直それなりの技術を持っている治療家ならば、まず良くなると思います。
民間療法にロクなところはないというイメージを持たれている方がいらっしゃるのも仕方ないことですが(実際良くないところもあるようです)、私と同じ治療をしている仲間で問題になるような未熟な治療家はおりません。
それ以外でも、1、2回治療を受けて少しずつでも改善する治療院ならば(治療期間には差があるかもしれませんが)続けていればきっと良くなります。
もしも10回以上治療を受けていて全然変化が見られないとか、かえって悪くなったという場合は別の治療院に行かれたほうがいいかもしれません。
自分の体を治そうという熱意のある方なら、必ず治ると思います。

このように私の中では、重い軽いはあれど腰痛は治って当たり前だと思っています。

もしも一生懸命治療しているのに良くならないと感じている方は、一度ご相談ください。