婦人科系の腰痛だとすぐに分かるのか

先日お問合わせがありまして、
「普通の歪みから来る腰痛ではなくて、婦人科系からの腰痛だとはわかっているのですが。。。」見てもらえるかと言うことでしたが、その時に「婦人科系から来ている痛みだとかただ単に歪み等からの痛みだとかなど、わかるのですか?」とも聞かれました。

まず婦人科系の腰痛は見るかということについては、通常お受けしております。
ただし、『婦人科系から来ている腰痛だとすぐに分かるか』というと、簡単には分かりませんし簡単に分かることが必要だとも思っていません。

実際には、キネシオロジーなど生体反応を利用して腰痛の原因を探ることはできますし、積極的に使っている治療家もいます。
しかし、お医者さんのように合理的で患者さんに納得してもらえるような科学的な検査ができるわけではありません。

だから、当院で婦人科系の腰痛に対応する場合、最初に問診の段階でどのような疾患をお持ちなのかをお聞きしてしまいます。
そのほうが的確に処置できますから、改善も当然早いです。

もしかして、先のお問い合わせで婦人科系からの腰痛だとわかっていると言っているのは、最近多いネット検索からの情報で判断されたのではないかと思います。
本来ならまず病院に行きたいところですが、行くとしたら婦人科ですからやはり女性の方にとっても敷居が高く、できれば行かないで済ませたいという気持ちもわかります。

わかりますが、ネットのように真偽の定かでない情報を当てにして、病院の検査を飛び越してしまうのは非常に危険だと言わざるを得ません。
まず病院に行って、その上で整体に頼られても遅くないと思います。

どうすれば婦人科系の腰痛と分かるのか

施術で一番大切なことは、問診だと思っています。
治療家の中には、体の状態がすべてを教えてくれると言う方もおられますが、聞いてしまったほうがよっぽど早いこともあります。
だから、最初の問診はしつこいほど質問をします。
病歴を聞けば、必ずそれを考慮に入れて体の状態を確認します。
婦人科疾患をお持ちであれば、施術の段階で念のために婦人科対応の手技を加えてしまいます。(加えたところでマイナス要素はないので)
これは婦人科に限らず、内臓疾患などをお持ちの時にも、内蔵対応の手技を加えて施術をします。

しかし、では本人にも自覚のない不具合が進行している場合にはどうなるか。
こんな時には、結果的にですが次の手順を取ることになります。

1.通常、問診や姿勢動作検査から必要な施術を行います。
2.期待した結果が出ず、しかもいわゆる通常の腰痛では説明がつかない症状が残る場合、追加の施術を行います。
3.想定した施術を行った後にも症状が改善しない場合には、(婦人科も含めた)内蔵疾患の可能性をお伝えし、専門医にみてもらうことをお勧めします。

症状には例外もあり、個人差もあるために必ずしもこのような手順を踏めない場合もありますが、出来る限り医療機関での検査を視野に入れています。

このように、腰痛はいわゆる歪みからだけではなく、関連痛のひとつとして出ることもあるということを前提に判断しますので、お勧めした場合にはぜひ病院においでください。