メンテナンスに来院したお客様で、特に痛むところがないという事でしたが、首の骨(頚椎)の関節が非常に固くなっていました。

背骨全体の動き自体も悪かったのですが、とりわけ首は固く、

「首が回りづらかったんじゃないですか?」

とお聞きすると、

「そういえば、左に向きづらかったです」

とおっしゃいました。

普段、意識して首を限界まで回すことはありません。
時々(車でバックする時など)回してみて向きづらいなと感じるぐらいです。

痛みがない場合はなおさらです。
体の方も、動きづらい時には自動的に動ける範囲でのみ動いていようとするので痛みは発生しません。

だから、発見が遅れます。
遅れるというよりも、今回のようにメンテナンスをしていないとそのまま気づかずにいたかもしれません。

関節の固い所とは結局周りの組織が固まっているという事ですから、そのままにしていると、ますます血液やリンパの循環が悪くなって、より固くなっていきます。

その結果、気づく時は痛みが出た時です。
ですから、関節の動きが悪いという事は、痛みの症状の予備軍と言えます。

その予備軍を予備軍のまま解消してしまうのが、メンテナンスなんです。

「痛くもないのに整体に行くなんて無駄だ」

という事ではありません。

痛みがないから、痛みが出ないうちに改善してしまうという事が大事なことなんです。

痛くなったら、痛みが消えるまでつらい思いをするのはあなたが一番必要としないものだからです。