頭痛、肩こり、腰痛といった症状はまわりから見るとそのつらさはわかりません。
そのつらさは本人しかわからないのです。

ですが、まわりから見てもつらい思いがわかる症状があります。アトピー
アトピー性皮膚炎です。

アトピーは体の表面にあらわれて、見た目にも大変さがわかります。
しかも、本人は見た目以上につらい思いをしなければなりません。

子供のころからアトピーに苦しみ、大人になっても治らずに苦しんでいる人がたくさんいます。
一生付き合うしかないとあきらめている人もいるでしょう。

しかし、アトピーも正しい方法で取り組めば改善することができるのです。

アトピーってなんだ?

アトピー性皮膚炎は、簡単に言えばアレルギー反応が皮膚に炎症を起こさせた症状です。
アレルギー
アレルギーであるという事は体内の機能異常の問題であり、その機能を正しい状態にしていくことで改善が可能になります。

皮膚に出ていますが、原因はそこだけにはありません。
時間はかかりますが、根本的な原因を改善することでアトピーは良くなっていくのです。

アトピーを改善するには

アトピーをできるだけ短期間に効率よく改善していくには、次のステップで取り組む必要があります。

①内臓機能を高める

アトピーが皮膚に出るのは、ひとつの結果であり体からの警告なんですね。

「体の中に要らないもの(毒素)があるんだけど、通常のルートから出せないから皮膚から出すね」

というメッセージなんです。

人は生きていると、体に毒素がたまることがあります(というか普通はたまって行きます)。
通常は体の排泄機能を使って毒素を出しているのですが、アトピーを発症する人はその働きが弱いために、いわゆる通常のルートから排泄できていないわけです。

その通常のルートとは、内臓機能です。内臓 (2)
体にたまった毒素は、肝臓や腎臓の解毒機能と胃腸の排泄機能で体外に排泄されていきます。

その内臓の機能が弱く、体外に排泄しきれない時に皮膚から排泄しようとします。
つまり、アトピーにも意味があって起こっているという事です。

そのため、大前提として内臓機能を高めておく必要があるのです。

もちろん内臓が弱いとみんなアトピーかというと、そうではありません。

ただ、アトピーになる体質をもった人はなんらかの理由で内臓機能が弱っている(あるいは自ら弱らせている)可能性は高いと言えます。

内臓機能は、アトピー改善のために色々と手を打っていく中で最初のステップであるという事です。

②自然治癒力を高める

一度くらいはこの「自然治癒力」または「自己治癒力」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

人を含めて動物には、自分で自分の体を回復させる力があります。
動物はちょっとしたケガぐらいは舐めて治します。
人間でさえ、ちょっとした風邪なら薬も飲まずに治すことができます。

その力を「自然治癒力(自己治癒力」と言います。

実は私が行っている施術は(おそらく薬も)、自然治癒力を高めるための刺激を与えているにすぎず、実際には本人の力で治っていくのです。

この力は誰でも持っています。
が、その人の体の状態によってその強さは違いがあります。

激しく疲労している人や、栄養が足りない(片寄っている)人は自然治癒力が著しく落ちています。
大病や大けがをしている人も、その回復にエネルギーを使ってしまっているために他に回すほどのゆとりはありません。

アトピーは、自然治癒力が弱ると発症しやすいので、高めておく必要があります。

その方法は、「体液の循環を促進する事」です。

体液とは血液、リンパ液、脳脊髄液など体の中を巡って酸素や栄養を送り、老廃物やムダなものを回収する働きがあります。
循環
体液が循環するから動物は生きられ、ケガや病気から回復することができるのです。
体が不調な人は、必ず体液の循環が悪くなっています。

その滞った体液をスムーズに循環させることだけで、自然治癒力は高まっていくのです。

また、内臓機能も実際には体液の循環を高めることで改善していくので、そういった意味でも非常に重要なステップなのです。

③皮膚の炎症を抑える

アトピーの原因は体の内側にあるので、内側からの改善を優先しておこなってきました。

しかし、症状としては体の外側である皮膚が炎症を起こして一番つらいわけですから、これを改善していきます。

この、『炎症を抑える』に関しては当院独自の方法があります。

これが非常に効果的なので、セルフケアにもこれを毎日することをお勧めしています。
というよりも、症状を抑えていくためには絶対に必要です。

もちろん、炎症を抑えるので痒みを止めるだけでなく皮膚の状態も改善していきます。

④日常生活でのケア

体の排泄機能を整えて行っても、外から毒素を摂り続けては意味がありません。

普段から食べ物や飲み物にも気を使って、できるだけ毒素を体内に入れないようにする必要があります。
ことに、食品添加物や飲み物の糖分などは症状を悪化させる原因になりますから極力控えます。
毒
また、体力を衰えさせないために規則正しい生活を心がけて良質な睡眠をとることも忘れないようにしましょう。110822

実は、良質な睡眠を取ることは体の組織の新陳代謝に欠かすことのできない要素です。

傷めつけられた皮膚も、良質な睡眠をとることで回復しやすくなるのです。

アトピーを根治させようとするなら

残念ながら、アトピーは一朝一夕に良くなる症状ではありません。
皮膚が元のように良い状態になるには、時間がかかります。

劇的な変化を求めることは、期待はずれに終わることが多く、治す気力さえ奪ってしまいます。
「症状を抑える」ではなく、根治させるつもりであれば半年~1年という期間で進めていくことをお勧めします。